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2009年02月07日(土) 22時31分

<ひまわりアート>神戸から中国・四川へ 子どもらが制作毎日新聞

 中国・四川大地震(昨年5月)の被災者を励まそうと、神戸市灘区の兵庫県立美術館原田の森ギャラリーで7日、約200人の子どもらがヒマワリをモチーフにした巨大アートの制作に取り組んだ。今月中に完成し、7月に現地に届ける。

 参加したのは阪神大震災(95年)で女児2人が犠牲になった同市の絵画造形教室「アトリエ太陽の子」に通う園児、児童ら。長さ130センチの画仙紙に水墨や絵具でヒマワリを描き、高さ約2.6メートル、幅約12メートルのキャンバスに花畑のようにあしらった。予定の1000本のうち、この日までに500本を描いた。

 ヒマワリは阪神大震災からの復興を象徴する花とされる。市立美野丘小6年の西尾啓子さん(12)は「墨と水の使い方が難しかったけど、大きいヒマワリができた」と話した。【中尾卓英】

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