2009年02月07日(土) 22時59分
米副大統領「米国には世界が必要」、欧州との関係修復に意欲(読売新聞)
【ミュンヘン(ドイツ南部)=中谷和義】バイデン米副大統領は7日、当地で開催中の国際シンポジウム「第45回ミュンヘン安全保障会議」で外交政策について演説した。
副大統領は、「今日の様々な脅威に単独で立ち向かえる国はない。世界に米国が必要なように、米国には世界が必要だ」と述べ、ブッシュ前政権下で傷ついた欧州との関係修復に、オバマ政権として積極的に取り組む姿勢を強調した。
バイデン副大統領は、「我々は、パートナー(の国々)に、より多くを求める」と前置きした上で、政権の最重要課題であるアフガニスタン問題で、「同盟国は、アフガンの新戦略に責任を持たねばならない」と言明した。英独仏や日本を念頭に、一層の負担を求める考えを示したものだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090207-00000073-yom-int