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2009年02月07日(土) 21時41分

<台湾>ランタン夜空に舞う 元宵節を前に「天燈」祭り毎日新聞

 【台北県平渓郷(台湾北部)庄司哲也】1月26日の春節(旧正月)から15日目に当たる元宵節を前に、「天燈」と呼ばれるランタンを夜空に飛ばす祭りが7日夜、台北県平渓郷で始まり、一斉に放たれた天燈が幻想的な光景を作り上げた。

 天燈は薄い紙と竹で作られたランタンで、中にランプを入れて熱し気球の原理で飛ばす。表面に願いごとを書き込み、天に届くようにと放たれる。

 この日、最初に放たれた天燈には「愛 世界の子供たちに微笑を」という願いが書き込まれた。会場には馬英九総統も、日本の対台湾窓口機関である交流協会台北事務所の斎藤正樹代表とともに訪れ、「台日友好」と書き込んだ天燈を飛ばした。

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