大阪府の橋下徹知事は6日、総務省出身で3月22日で任期切れとなる三輪和夫副知事の後任に綛山哲男教育長(59)を起用する方針を固めた。6日午後、議会関係者に伝えた。
大阪府の副知事は定数3。三輪氏のほか、関西電力出身の木村慎作氏、府職員生え抜きの小河保之氏が就いており、綛山氏が就任すれば、中央官庁出身者はいなくなる。 2月府議会に提案し、同意を得た上で就任の見通し。任期は4年。
綛山氏は、橋下知事が全国学力テストの市町村別結果を公開する方針を表明した際、府内の市町村側に公開の意義や目的を説明するなど橋下知事の教育改革に尽力した。
綛山氏は大阪大卒で、1973年に府庁入り。2002年に知事公室長となり、生活文化部長、企画調整部長、政策企画部長を経て、07年4月から教育長を務めた。
(2009年2月6日22時30分 スポーツ報知)
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