トヨタ自動車は6日、2009年3月期の連結純損益予想(米国会計基準)を500億円の黒字から3500億円の赤字に下方修正したと発表した。最終赤字に転落するのは1963年11月期に純損益の公表を開始して以来初めて。
トヨタは昨年11月と12月にも業績予想を下方修正したばかり。世界的な景気後退の中、年明け以降も想定を超える販売減が続いているためで、わずかな期間に3度目の下方修正に追い込まれる異例の事態となった。
営業赤字の予想は1500億円から4500億円に膨らんだ。
同時に発表した08年4—12月期決算は、売上高が前年同期比13・8%減の16兆9932億円、営業利益が88・2%減の2215億円、純利益は76・5%減の3288億円だった。
(2009年2月6日15時49分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090206-OHT1T00200.htm