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2009年02月06日(金) 12時39分

不時着事故の交信公開「ハドソンへ向かう」スポーツ報知

 米ニューヨークのハドソン川に旅客機が不時着した事故で、米連邦航空局(FAA)は5日、事故機からの「ハドソンへ向かう」との連絡に対し、当惑した管制官が「ごめんなさい。もう1度言ってください」と聞き返すやりとりなど、当時の交信記録を公開した。

 交信記録によると、同機は離陸した直後に「鳥とぶつかった。両方のエンジンが動かないので、ラガーディア(空港)に戻る」と報告したが、すぐに「(高度や速度からみて戻ることが)できない」と連絡した。

 直後に同機から、ニュージャージー州のテターボロ空港が近くに見えるとの連絡があったため、管制官は同空港への着陸許可を出し「どの滑走路がいいのか」と尋ねたが、同機はハドソン川に向かっていることを伝え、直後に不時着した。(共同)

(2009年2月6日12時39分  スポーツ報知)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090206-OHT1T00173.htm