【バンクーバー=岡田卓史】米国水泳連盟は5日、大麻吸引疑惑が浮上した北京五輪競泳8冠のマイケル・フェルプス(米)を同日から3か月間の出場停止処分と同期間の強化費支給停止を発表した。
米国水連は「禁止薬物規定に違反するケースではないが、我々は彼に強いメッセージを送ることを決めた」とする声明を出した。フェルプスは処分を受け入れる意思を示しているという。
フェルプスが競技会に出場できるのは、早くて5月上旬になる。世界選手権(ローマ)の米国代表選考会は7月上旬のため、出場は可能だが、実戦で感覚を磨く機会は大きく限られることになりそうだ。
また、AP通信によると、米食品大手ケロッグは「イメージにそぐわない」として、スポンサー契約を更新しないと発表した。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20090206-OYT1T00529.htm?from=main5