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2009年02月06日(金) 13時47分

大麻反応の東芝ロアマヌ選手から聴取 警視庁産経新聞

 東芝ラグビー部のクリスチャン・ロアマヌ選手(22)=トンガ出身=がドーピング検査で大麻成分の陽性反応を示した問題で、警視庁組織犯罪対策5課が大麻取締法違反の疑いで、ロアマヌ選手から任意の事情聴取をしていたことが6日、分かった。ロアマヌ選手は大麻の使用を否定したという。

 同課は5日夜、東京都府中市のクラブハウスやロアマヌ選手の自宅を家宅捜索したが、大麻は見つからなかった。

 大麻取締法には大麻の「所持」や「譲渡」については罰則規定があるが、「使用」を禁止する条文はない。ロアマヌ選手は別検体での再検査を希望しているが、仮に再び陽性反応が出たとしても、大麻が押収されるなど「所持」を裏付ける証拠がなければ、同法違反での立件は難しいとみられる。

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