立春の4日、山口県東部は穏やかな日差しに恵まれた。この日の県内各地の最高気温は、岩国市で10.8度、柳井市で11.4度と平年よりやや高めだった。
美和町渋前の田園地帯では、日当たりの良いあぜ道や畑で淡緑色のつぼみが土から顔を出した。温かくなるとトウが伸び、淡黄色の花を咲かせる。
近くで里山喫茶「HAKU」を経営する吉岡芳美さん(53)は「里山の命の輝きを感じて元気になる」と笑顔。てんぷらにして客にも提供、早春の香りとほのかな苦みが好評という。
【写真説明】あぜに顔を出したフキノトウの群れ
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902050023.html