記事登録
2009年02月05日(木) 15時07分

記名偽用紙 別に1枚 北九州市議選西日本新聞

 北九州市議選で偽の投票用紙が見つかった事件で、偽用紙には記名されたものがもう1枚あり、計2枚だったことが、福岡県警の調べで5日分かった。2枚には異なる候補者名が書かれていたという。また、市選管によると、門司区でも偽用紙が3枚見つかり、総数は66枚になった。

 市選管によると、門司区の3枚の偽用紙は、色や大きさが正規の投票用紙とほぼ同じだった。投票とみなしていないため、他の選挙区で見つかった63枚のように無効票扱いはしていないという。

 県警は4日に公選法違反(投票偽造)容疑で、市選管が保管していた偽用紙と小倉北区のすべての投票用紙計約6万6000枚を押収した。組織的な不正投票が行われたとみて、偽用紙の指紋、筆跡などを調べている。

=2009/02/05付 西日本新聞夕刊=

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090205-00000021-nnp-l40