オンラインゲーム仲間からハッカー行為を受け、仕返しに相手側のIDやパスワードを盗んでネットに不正に接続したとして、愛知県警は5日、不正アクセス禁止法違反の疑いで兵庫県尼崎市の中学3年の男子生徒(15)を書類送検した。「相手が自分をだまそうとしたので仕返しした」と供述しているという。
調べでは、男子生徒は昨年7月、長野県大町市の無職男性(20)のポータルサイトのIDとパスワードを盗み、男性を装い計16回にわたり不正アクセスした疑い。
県警によると、男子生徒は以前、オンラインゲーム仲間の少年(18)から「動きが早くなる」と送られたソフトに、キーボードの操作情報を記録して外部に送信するソフト「キーロガー」が含まれているのを発見。ソフトの情報を解析して、少年に「キーロガー」を提供した男性のIDとパスワードを割り出した。
(2009年2月5日23時21分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090205-OHT1T00314.htm