私鉄やバス会社などの労組でつくる私鉄総連(約11万9000人)は5日、東京都内で中央委員会を開き、今春闘で7000円のベースアップ(ベア)を要求する方針を決めた。昨年の2倍の水準。
方針は購入頻度の高い食料や日用品の物価上昇率を2%台半ばと想定。実質的に目減りする賃金を補てんするためベア要求を掲げた。
年間の一時金は月給の5か月分を基本に要求。パートや契約社員の時給については、前年より10円高い30円以上のアップを求めるとした。
大手私鉄などの加盟労組は9日を中心に会社側に要求書を提出、ストライキの実施も念頭に交渉を進める。
(2009年2月5日18時03分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090205-OHT1T00246.htm