冬の札幌を彩る「さっぽろ雪まつり」が5日、札幌市中央区の大通公園など3会場で始まった。60回目の節目を迎え、11日までの期間中、200万人以上が訪れる見込み。
シマフクロウやオオワシなど北海道の野生動物をかたどった高さ約15メートルの大雪像など、華やかに並んだ雪氷像は合わせて約290基。今年は比較的暖かい日が続いていたが、5日は朝から雪が降り始め、会場はみるみる白一色に。カメラを手にした観光客らは雪像を見上げながら「大きいね」などと歓声を上げていた。
友人と一緒に初めて訪れたという山口県宇部市女性(68)は「テレビで見ていたので念願がかなってうれしい。雪像を作った人の努力を思うとすごいと思う」と笑顔で話した。
大通会場には「歩くスキー」の体験コースが新たに設けられたほか、今年から会場になった札幌市東区のコミュニティードーム「つどーむ」では氷の滑り台や雪だるま作りなどを楽しむことができる。
(2009年2月5日11時59分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090205-OHT1T00202.htm