大阪府の橋下徹知事（３９）が、進学特色校を設置する府教委方針に府立高校長の７割が反対したとの毎日新聞のアンケートに対し「どうやって首を飛ばすか」と３日に発言した件で、４日の記者会見でも「（進学特色校の設置に）反対するなら公立高校辞めて私立の校長にでも行きゃあいい」と突き放した。
またほえた。この日の会見で、知事の感覚が府民の感覚と同じだとする根拠を問われると「選挙で選ばれたという前提がある。選挙制度を否定したら民主主義は成り立たない」と断言。さらに「僕の感覚が違っているというなら、反対する校長が保護者をリサーチしてデータを突きつけてくれたら納得する」と声を張り上げ、反対意見があることについても「公務員の身分保障があるからだ。公務員組織の大欠陥」とまくし立てた。
この日、全国高校アメフト選手権大会で優勝した大産大付高の表敬訪問を受けたが「今までも来てくれたのは全部私立。公立は全然来てくれないんだよね」と“公私間格差”に苦笑していた。
（2009年2月5日06時02分 スポーツ報知）
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090204-OHT1T00355.htm