三菱自動車水島製作所(倉敷市)は4日、期間・派遣従業員を3月末でさらに約250人削減し、今月の軽乗用車の生産ラインの停止を拡大する、と発表した。販売てこ入れのため、年度末までに同製作所の正社員30人程度を国内の販売会社に出向させる。
昨年10月末で約1400人いた期間・派遣従業員は、12月末からの段階的な契約打ち切りなどで今年3月末までに約1360人減らす。一部の熟練者などは残る。販社への出向は社員約170人の2割に当たる。
生産調整のため、今月は昼夜2交代の軽乗用車ラインを当初5日間休業する計画だったが、さらに4日間、夜勤務に限り停止する。