2009年02月05日(木) 18時29分
定額給付金「早期支給を」 和歌山・北山村、自治体初の要望書(産経新聞)
和歌山県北山村の奥田貢村長(同県町村会長)が5日、総務省を訪れ、定額給付金の早期実施に関する要望書を提出した。村民509人の約66%にあたる337人分の署名が添えられ、奥田氏は、年度内の支給について「北山村は十分終了させられる」と述べた。
地方自治体が政府に早期支給の要望書を提出したのは初めて。町村会の要望書は給付金を「危機的状況を救済する重要な施策」と位置付け、「給付金の関連法案の早期成立と早期支給」を求めた。要望書を受け取った倉田雅年総務副大臣は「強く望んでいただき誠にありがたい」と語った。
三重、奈良両県に囲まれた「飛び地」の北山村は、昨年2月に地元選出の二階俊博経済産業相(当時自民党総務会長)を招いた「道路特定財源の暫定税率の維持を求める緊急住民集会」で、村民の35%にあたる約180人が参加した。
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