記事登録
2009年02月05日(木) 18時20分

中国レノボ、創業者が再び会長に=10−12月期9700万ドル赤字時事通信

 【北京5日時事】新華社電によると、中国パソコン大手の聯想(レノボ)グループは5日、創業者の柳伝志氏が会長に、会長の楊元慶氏が最高経営責任者(CEO)にそれぞれ再び就任すると発表した。社長兼CEOのアメリオ氏は退任し、副社長のリード氏が社長兼最高執行責任者(COO)に就任する。
 柳氏は2005年に非常勤役員になるまで会長を務め、楊氏は01年から04年までCEOを務めていた。
 同グループが5日発表した2008年10−12月期の業績は、パソコンの販売量が前年同期比5%減少、売上高が同20%減少して35億9000万ドルとなり、9700万ドルの赤字となった。
 同グループは1月、世界全体で全従業員の11%に当たる約2500人の人員削減を行う方針を明らかにしていた。 

【関連ニュース】
セイコーエプソンが特許防衛サービスに加入=米RPX〔BW〕
安易な解雇けん制=企業は責任を
米IBM、2800人削減=ソフト開発と営業部門
米IBMと提携し「ロータスライブ」に機能統合=欧スカイプ〔BW〕
米IBM、クラウドサービスを本格化=需要喚起へ「ロータスライブ」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090205-00000124-jij-int