鳥取県境港市の水産加工会社「
ロシア国境警備当局者は同日、保証金の入金が確認されれば、二十四時間以内に解放すると述べた。保証金の額や身柄の引き渡し方法などは、双方とも明らかにしていない。岩田社長は「入金確認は相手の事情もあり、解放は早くても週明けになるのではないか」との見通しを示した。
ロシア当局は、違法操業の疑いで行政罰を求める手続きを始めており、ロシア側が損害賠償や罰金を科した場合、保証金から支払われることになる。
岩田社長は「乗組員の解放に絞って交渉してきた」と説明。法的な手続きへの対応については「乗組員が取り調べ中なので分からない」と話した。
船は一月二十四日に境港を出港。一週間の予定で日本海で操業していたが、二十七日夜に境港市の北約四百八十キロの「北
乗組員は二十—六十代で、鳥取のほか島根県の人もいるという。