国公立大2次試験のの出願が4日締め切られ、文部科学省が志願状況(午後3時現在)をまとめた。全国154校の志願者は45万5943人で、募集人員に対する倍率は前年同期と同じ4.6倍。確定志願者数と倍率は20日に公表される。
中国地方にある12校の志願者は計4万607人。倍率は4.6倍(前年同期4.5倍)と2年ぶりにアップした。県立広島大や広島市立大など6校が前年同期を上回った。
山陰地方の大学で倍率が高い学科が多く、島根大医学部看護学科は前期日程が7.7倍(同1.4倍)、後期が29.1倍(同6.5倍)と跳ね上がった。
一方で、広島大は3.2倍と0.3ポイントダウン。教育、法、歯学部の志願者減が目立った。特に小学校教諭などを養成する教育学部第1類前期日程は1.3倍(同1.8倍)にとどまっている。