記事登録
2009年02月04日(水) 21時01分

マック、上場来最高益=「独り勝ち」鮮明−08年12月期時事通信

 日本マクドナルドホールディングスが4日発表した2008年12月期の連結業績によると、売上高が前期比2.9%増の4063億円、営業利益が16.8%増の195億4300万円で、3期連続の増収増益となった。売上高は創業以来、営業利益は2001年の上場以来の過去最高を更新した。
 原材料高や消費低迷が深刻化する中、外食企業では同社のほぼ「独り勝ち」の構図が定着。原田泳幸社長は会見で「顧客拡大戦略が厳しい環境下で生きてきた」と述べた。
 「プレミアムローストコーヒー」などの新商品や100円商品を中心とした「バリュー戦略」が好評だったほか、24時間営業店舗の拡大やフランチャイズ化の進展も収益に寄与。既存店ベースの売上高と客数も前期比4%のプラスだった。 

【関連ニュース】
中外製薬、09年12月期増収増益見込む=抗がん剤や関節薬の好調を予想
任天堂、下方修正でも最高益=Wii国内販売は鈍化-09年3月期
任天堂、09年3月期連結営業益5013億円に下方修正=円高の影響で
江守商事、08年4-12月期増収増益=海外販売、システム事業が好調
JCOM、09年12月期に11.8%の営業増益見込む

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090204-00000167-jij-bus_all