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2009年02月04日(水) 14時42分

パナ電工(6991)が4日続落、純利益大幅減額で蚊帳の外サーチナ

 パナソニック電工 <6991> が一時50円安の620円まで下げるなど、全般急反発相場のなかで4日続落と蚊帳の外の展開が続いている。3日に発表した今2009年3月期連結業績予想の修正で、純利益予想を従来の330億円から前期比89%減の50億円に大幅に減額したことや年間配当を前期比6.25円減配し18.75円としたことが嫌気されている。

 自動車や情報通信など幅広い産業での生産調整が拡大するなか、電子材料や制御機器などデバイス製品の販売が急減する。大和総研では、4日付けのリポートで、「内需や設備投資関連中心の同社業績回復はやや遅れよう。来10年3月期予想1株利益は従来予想の39.2円から10.8円に大幅に減額修正する。予想PERは62倍とPERで評価できる状況ではなくなった」と指摘。現在の投資判断「2」(アウトパフォーム・強気)はいったん引き下げる方向で検討しているという。(ストック・データバンク&チャートブック編集部)

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