福岡県警小倉南署は3日、北九州市小倉南区の路上で包丁を持っていたとして、住所不定、元派遣社員の無職の男(自称35歳)を銃刀法違反(刃物携帯)容疑で現行犯逮捕した。
派遣契約を解除されて路上生活となり、「逮捕されれば、寝る場所や食事に困らないと思った」と供述しているという。
発表によると、3日午前、路上で菜切り包丁(刃渡り約16センチ)を持っていた疑い。
同署幹部によると、この男は、三重県の大手精密機械メーカーで働いていたが、昨年10月末に派遣契約を解除され、アパートから退去させられた。
12月末からJR小倉駅周辺で路上生活を始めた。強盗で金を得ようと考えたが、決心がつかないまま、110番したという。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081209-206556/news/20090204-OYT1T00065.htm