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2009年02月04日(水) 01時21分

路上生活の元派遣、寝る場所・食事ほしいと包丁持ち“自首”読売新聞

 福岡県警小倉南署は3日、北九州市小倉南区の路上で包丁を持っていたとして、住所不定、元派遣社員の無職の男(自称35歳)を銃刀法違反(刃物携帯)容疑で現行犯逮捕した。

 派遣契約を解除されて路上生活となり、「逮捕されれば、寝る場所や食事に困らないと思った」と供述しているという。

 発表によると、3日午前、路上で菜切り包丁(刃渡り約16センチ)を持っていた疑い。

 同署幹部によると、この男は、三重県の大手精密機械メーカーで働いていたが、昨年10月末に派遣契約を解除され、アパートから退去させられた。

 12月末からJR小倉駅周辺で路上生活を始めた。強盗で金を得ようと考えたが、決心がつかないまま、110番したという。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081209-206556/news/20090204-OYT1T00065.htm