青森県警七戸署の男性巡査部長が昨年12月、同県七戸町内の路上で乗用車を運転して物損事故を起こし、警察に通報せずに現場から立ち去っていたことが3日、わかった。
巡査部長は数時間後に事故を同署に報告し、呼気検査で微量のアルコールが検出された。県警は道交法違反(事故不申告など)の疑いで調べ、懲戒処分を検討している。
県警幹部らによると、同署地域課自動車警ら係の50代の巡査部長。昨年12月下旬の早朝、橋に衝突する事故を起こしてそのまま帰宅し、同日昼頃、事故を起こした車とは別の車で出勤し、上司に事故を報告した。
同署は呼気検査を実施し、微量のアルコールを検出。ただ、酒気帯び運転に当たる呼気1リットル当たり0・15ミリ・グラムには達しておらず、巡査部長は「(事故時に)飲酒運転はしていない。飲んだのは事故の後」などと話しているという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090204-OYT1T00270.htm?from=main2