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2009年02月04日(水) 08時05分

融資保証詐欺、3被告に実刑 千葉地裁判決産経新聞

 大手消費者金融会社を装ってダイレクトメール(DM)を郵送し融資保証金をだまし取ったとして詐欺の罪に問われた清水富之(29)ら3被告の判決公判が3日、千葉地裁であった。矢野直邦裁判官は「低利の融資を受けたいという心理を利用した卑劣かつ狡猾(こうかつ)な犯行だ」などとして、清水被告に懲役5年(求刑懲役6年)、共犯の中川典幸被告(27)に懲役4年(求刑懲役5年)、伊賀大和被告(26)には懲役3年(求刑懲役4年)を言い渡した。

 判決によると、清水被告らは平成19年10月ごろ〜20年7月ごろ、融資を申し込んできた10人から融資保証金として計約250万円をだまし取ったとされる。金は私書箱やエクスパックなどを使って郵送するよう指示していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090204-00000010-san-l12