電子部品メーカーのアルプス電気は4日、3月までに従業員1万3000人を削減すると発表した。世界的な景気悪化で電子部品の需要が落ち込み、2009年3月期の連結純損益で530億円の赤字を計上、過去最大の赤字額になるため。
電子部品業界ではTDKが国内外で2万6000人の削減に乗り出すなど、リストラの動きが加速している。
アルプス電気は昨年8月時点で4万1000人だった従業員を2万8000人にする。管理職の報酬カットも拡大する。海外事業所で約5カ所、国内事業所で数カ所をそれぞれ統廃合する。
(2009年2月4日23時25分 スポーツ報知)
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