大阪府警住之江署は4日、教え子にわいせつな行為をしたとして児童福祉法違反容疑で、大阪市住之江区御崎六ノ一八ノ五、大阪テニスアカデミー代表釜口明治容疑者(59)を逮捕した。「身に覚えはない」と容疑を否認している。
調べでは、釜口容疑者は2002年3月から03年4月までの間、住之江区の自宅や車の中で、当時、女子高生だった教え子に指示してキスをさせたり抱きつかせたりしたほか、体を触るなどのわいせつ行為を繰り返した疑い。
釜口容疑者は自宅敷地内に事務所とテニスの女子生徒の寮を構えており、女子高生は入寮していた。寮から呼び出して行為に及ぶこともあったといい、同署は指導的立場を悪用したとみている。
寮では当時、女子生徒10数人が生活。男子生徒は敷地外の別の寮に入っていたという。
昨年12月、釜口容疑者が数人の女子生徒にわいせつ行為をしているとの情報が寄せられ、同署が調べていた。
大阪のテニススクールに詳しい関係者によると、大阪テニスアカデミーはインターハイや国体の優勝者を輩出するなど数多くの実績を誇り、釜口容疑者は独自に開発した指導理論で知られていた。
(2009年2月4日22時13分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090204-OHT1T00322.htm