群馬県高崎市の観光協会や漁協などでつくる榛名湖利用安全協議会は4日までに、榛名湖での今シーズンの氷上ワカサギ穴釣り中止を決定した。
漁協によると、1月下旬には氷の厚さは15センチ以上あり、同月26日に解禁予定だった。しかし、その後の気温上昇などで氷の強度が不足し、解禁を延期していた。今月3日に協議会が危険と判断した。
中止は一昨年以来。榛名湖のワカサギ穴釣りは毎シーズン約2、3万人が訪れる「冬の風物詩」。昨年も解禁が遅れたが、約1万5000人が訪れたという。
野口正博漁協組合長(60)は「一昨年よりも暖かく大雨も降った。解禁予定で準備していたので、経済的打撃は大きい。不景気もあってみんなショックを受けている」と話した。
(2009年2月4日20時31分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090204-OHT1T00298.htm