前橋市粕川町で先月15日、全焼した民家の焼け跡から、数百鉢の大麻の鉢植えが見つかり、群馬県警が押収していたことが4日、分かった。県警はこの家が大麻の栽培に使われていたとみて、大麻取締法違反容疑で出入りしていた外国人らの行方を追っている。
近所の女性によると、2007年10月ごろから民家は常に雨戸を閉め切った状態で、ベトナム人とみられる男女5、6人と日本人数人が出入りしていた。ワゴン車から段ボールなどを運び込むのが目撃されており、出入りの男女は住民に「リサイクル業者をしている」と説明していたという。
消防によると、民家の2階からは栽培用とみられる多数の照明が見つかり、窓には断熱材が張られていた。
県警によると、先月15日午前7時ごろ出火、木造一部2階建て民家約200平方メートルを全焼した。けが人はいなかった。
(2009年2月4日12時21分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090204-OHT1T00228.htm