小売り大手のイオンとコンビニエンスストア3位のファミリーマートが、電子マネーや商品開発などの分野で業務提携することが4日、分かった。消費不振が深刻化する中、顧客の利便性を高めることで集客力アップを狙う。同日午後に発表する。
将来的には、イオン傘下のコンビニ、ミニストップとファミマとの提携に発展する公算が大きい。イオンには三菱商事が出資していることから、同じ三菱商事系のローソンとのコンビニ3社連合を組み、最大手のセブン—イレブン・ジャパンと対抗する可能性もありそうだ。
年内にイオンの電子マネー「WAON(ワオン)」を全国のファミマ約7000店舗で利用可能にするほか、買い物の際のポイントを交換できるようにすることも検討する。商品開発の共同化やインターネットを使った通信販売分野でも提携していく考えだ。
(2009年2月4日10時24分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090204-OHT1T00178.htm