浅間山(群馬、長野県)の小規模爆発について、東大地震研究所の中田節也教授は3日、マグマが地下水に直接触れることで起きるマグマ水蒸気爆発が発生したとの見方を示した。気象庁の依頼で調査した。
気象庁によると、火口から南東約7キロの地点で採取した火山灰を同研究所が分析した結果、少量の新たなマグマ物質が含まれていた。
中田教授は「マグマ物質の量から言って、限りなく水蒸気爆発に近いマグマ水蒸気爆発ではないか」と話している。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090203-OHT1T00295.htm