自宅マンションに昨年12月末、大麻を隠し持っていたとして大麻取締法違反罪に問われた慶応大4年の前田泰平被告(26)の初公判が3日、横浜地裁で開かれた。即日結審し、大寄久裁判官は懲役6月、執行猶予3年(求刑懲役6月)の判決を言い渡した。
慶応大では昨年、同法違反容疑で男子学生2人が神奈川県警に逮捕され、有罪判決を受けた事件があったばかり。被告人質問で検察側が「慶応大では大麻が問題になっていたのでは」と尋ねると、前田被告は「正直、深く考えていなかった」と答えた。
判決によると、前田被告は昨年12月31日、神奈川県藤沢市の自宅マンション宅配ボックスの中に、乾燥大麻約1グラムを袋に入れ隠していた。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090203-OHT1T00270.htm