女子中学生をガールズバーで接客させたとして、大阪府警少年課と天王寺署は3日までに、風営法違反などの疑いで、大阪市北区のガールズバー「エスケープ」経営佐野宏之容疑者(23)=同市都島区=を逮捕した。
少年課によると、佐野容疑者は「店に男がいると雰囲気が悪くなる」という理由で、いずれも大阪市内に住む17歳の無職と高校2年の少女をそれぞれ店長、副店長にして店の管理をさせていた。
2人は「役職を与えられてやりがいがあった」と話しているという。
調べでは、佐野容疑者は昨年12月2日午後11時半ごろから翌3日未明にかけ、店員として雇った大阪市内の中学3年の女子生徒(14)に路上での客引きや店内での接客をさせた疑い。時給は1200円だった。
少年課はこれまでに、同店で働いていた兵庫県宝塚市の中学3年の女子生徒(15)ら少女2人を保護。ほかに数人の中学生が働かされていたとの情報があり、裏付けを進める。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090203-OHT1T00265.htm