大相撲十両の若麒麟真一(本名・鈴川真一)容疑者(25)の大麻所持容疑事件で、神奈川県警が東京・六本木の音楽CD販売会社の事務所で同容疑者を逮捕、家宅捜索した際、事務所に入ってきた同社の30代の社員の男が、コカインとみられる微量の粉末を所持していたことが3日、分かった。
社員は粉末をコカインと認め「1か月以上前に吸った残り」と説明、尿とともに捜査員に任意提出した。県警が鑑定を実施、麻薬取締法違反(所持、使用)容疑で調べている。
県警によると、社員の男は1月30日昼、家宅捜索中の事務所に入室。所持品から、四つ折りの紙に包まれた微量の白い粉末が見つかった。
登記簿などによると、同社は「D.OFFICE」で、設立は2007年12月。主にヒップホップ音楽CDをネットや東京・渋谷の店で販売している。大麻所持容疑で鈴川容疑者と一緒に逮捕された平野力容疑者(30)も県警の調べで同社の社員と分かった。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090203-OHT1T00220.htm