女子中学生をガールズバーで接客させたとして、大阪府警少年課と天王寺署は三日までに、風営法違反などの疑いで、大阪市北区曽根崎二丁目のガールズバー「エスケープ」経営
少年課によると、佐野容疑者は「店に男がいると雰囲気が悪くなる」という理由で、いずれも大阪市内に住む十七歳の無職と高校二年の少女をそれぞれ店長、副店長にして店の管理をさせていた。
二人は「役職を与えられてやりがいがあった」と話しているという。
調べでは、佐野容疑者は昨年十二月二日午後十一時半ごろから翌三日未明にかけ、店員として雇った大阪市内の中学三年の女子生徒(14)に路上での客引きや店内での接客をさせた疑い。時給は千二百円だった。
少年課はこれまでに、同店で働いていた兵庫県宝塚市の中学三年の女子生徒(15)ら少女二人を保護。ほかに数人の中学生が働かされていたとの情報があり、裏付けを進める。