スギ、ヒノキの花粉の飛散が本格化するのを控え、環境省は2日、「花粉観測システム(はなこさん)」のHP(http://kafun.taiki.go.jp/)で花粉情報の提供を始めた。今春の飛散量は、例年並みかやや多めと予想され、同省は「情報をこまめにチェックし、外出時に花粉が付きにくい化学繊維の服を着るなどの対策を」と呼びかけている。
全国134か所に設置された測定器が1時間ごとに観測した花粉数を提供するもので、2002年度から続けているサービス。
同省によると、東北は例年よりやや多め、関東、東海、九州は例年並み、近畿・中国は例年並みかやや多めという。飛散が始まる時期は例年並みで、九州、四国、関東が2月10〜20日、近畿、北陸が2月20日〜3月1日、東北が3月1〜10日と予測されている。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20090203ok02.htm