2009年02月03日(火) 11時03分
宗教法人の6割、源泉徴収漏れ=3年で7億8千万円追徴−大阪国税局(時事通信)
大阪や京都にある約1400の宗教法人を大阪国税局が税務調査したところ、6割で源泉所得税の徴収漏れがあったことが3日、分かった。非課税のお布施などを私的流用する不正も見つかり、同国税局は2008年6月までの3年間で、重加算税を含む計約7億8800万円を追徴課税した。
関係者によると、調査した1476法人のうち、925法人で課税漏れが見つかった。
212法人では、法人税が非課税となるお布施を私的な使途に充てるなどのケースが判明。国税局はこれらを給与所得とみなし、不正な経理処理だったとして重加算税の対象とした。
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