二日午前七時十分ごろ、三次市十日市東三丁目のマンションに住む会社員の男性(23)が、腹に果物ナイフが刺さった状態で近くの民家に助けを求めた。
男性は当初「マンションの玄関ホールで、黒い服を着た知らないおじさんに刺された」などと話し、三次署が殺人未遂事件として捜査。その後、搬送先の病院で「自分でやった」と自作自演を認めた。命に別条はないという。
三次署はけがの回復を待って、軽犯罪法違反(虚偽申告)の疑いで男性から動機など詳しい事情を聴く方針。現場はJR三次駅から北東約六百メートルの住宅地。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200902020293.html