一流ホテルに割安価格で宿泊できたり、優待のサービスが受けられる期間限定宿泊プランが人気だ。このチャンスを生かして、結婚記念日などに“豪華な思い出”を作ったらいかが。(経済部 香取直武)
ANAインターコンチネンタルホテル東京は10日、上層階を新装オープンする。生まれ変わる198室は漆工芸や版画など和の伝統工芸をイメージした色調でコーディネートした。35階に開設するラウンジも従来の3倍の100席に拡充。そんな豪華な新装階の宿泊料を3月末まで2万6000円(1室2人、サービス料、消費税含む)からと通常の半額水準に設定した。
帝国ホテル東京は3月末まで、館内の改修工事のため昼間は工事音が聞こえる可能性のある部屋について、午後5時〜翌朝10時までの時間帯に限って、通常より割安の2万6500円(同)で提供している。
JR東京駅近くに3月2日、オープンする「シャングリ・ラ ホテル 東京」も記念プランを設定した。料金は11万円と高額だが、朝食付きで、ドイツ製銀細工の酒杯もプレゼントされる。
各ホテルは、冬場のシーズンオフなどの比較的に客室の余裕のある時期に割安な宿泊料を設定する例が多い。こうした期間限定のサービスは各ホテルのホームページに掲載されている。
また、インターネットの宿泊予約サイトを活用すれば、ホテルや旅館の空き状況が簡単に把握できる。「一休.com」は全国の高級ホテルや旅館情報を扱っており、直前にキャンセルされた部屋や条件付きの部屋などが割引料金や特典付きで提供されているものもあるという。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20090202ok02.htm