2009年02月02日(月) 00時09分
核・通常型一体の作戦力増強=ミサイル部隊で方針−中国軍幹部(時事通信)
【北京1日時事】中国共産党理論誌「求是」最新号は、戦略核ミサイルを扱う人民解放軍の部隊「第2砲兵」に関し、「核兵器と通常型ミサイルの一体運用による作戦力増強を加速させる」との方針を示す第2砲兵トップの靖志遠司令官らの論文を掲載した。
論文は、既に核搭載型・通常型ミサイルの両部隊の編成は進んでおり、「作戦能力は短・中距離から大陸間攻撃まで幅広く拡大した」と紹介。その上で、対テロの情報戦に対応するため、人材養成を含め部隊建設を一層強化する必要があると指摘している。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090202-00000000-jij-int