地域の防犯活動について意見を交わす「安心・安全ボランティア意見交換のつどい」が1日、福山市松永町の西部市民センターであった。各学区内で見守りやパトロールに取り組む30人が集まった。
先進例として、大河地区青少年健全育成連絡協議会(広島市南区)の神出恭子会長が活動を報告。ソフトボールクラブの小学生が防犯少年団をつくり、自転車盗防止などの啓発活動やパトロールに加わっていると紹介した。
参加者は5班に分かれ、活動の成果や課題をまとめた。良い取り組みとして、子どもの安全をテーマにした住民学習会を開いた▽子どものあいさつが増えた—などの報告があった。課題では、保護者の参加が少ない▽後継者や資金不足—などが挙がった。
【写真説明】防犯ボランティア活動について意見を交わす参加者たち