庄原市東城町福代の営農組合「ファーマーズふくしろ」が31日夜、新見市哲西町で、地元の青谷営農組合と県境を越えた交流会を開いた。両組合の役員16人が参加し、これからの農業を考えた。
県境の地の利を生かし、隣県の営農組合の取り組みを学び合う狙い。青谷営農組合は、ブランド肉用牛「千屋牛」の増産に向け市と連携し、休耕田3.5ヘクタールで飼料米を栽培している試みを報告した。
庄原の水田代表は集落内に特徴的な作物がない現状を説明。「行政と力を合わせた青谷の実践は参考になった。互いに知恵を出し合いたい」と話していた。今後も交流を続ける。
【写真説明】県境を越えて農業のあり方を話し合った交流会