広島県内で6カ所目となるボクシングジム「広島拳闘会」が、広島市西区にオープンした。約150平方メートルの広さに、練習生が約10人。会長で元プロボクサーの山岡英仁さん(38)にとって、「夢の器」が産声を上げた。
広島・広島市工高を卒業して関西のジムでプロ5戦を経験した。選手生活を終えた後、トレーナーとして11年間活動。「それまで20%前後だったジムの勝率が76%までなって関西2位になった」と腕に自信を得た。「広島でジムをつくろう」と決意し、約20年ぶりに古里に帰ってきた。
1月29日の開業祝いには、関西在住時に交際のあった世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王者を7度防衛中の長谷川穂積選手(真正)など約50人が出席した。
【写真説明】念願のボクシングジムを開業した山岡さん