尾道市や尾道観光土産品協会など26団体でつくる「市キラリわが町観光推進委員会」は1日、案としてまとめたウオーキングコース「ぷらっと尾道」を実際に歩き、改善点などを探った。
委員18人が参加。全10コースのうち、映画のロケ地やかんきつ畑の散策などを盛り込んだ4コースを回った。市中心部が対象の約7キロの「尾道レトロ物語コース」は、斜面地の洋風建物群や駄菓子店、銭湯などを巡るのが特徴。委員は休憩場所やルートに追加する見どころがあるかどうか点検していた。
ぷらっと尾道は、観光パンフレット類にこれまであまり登場していなかった地元の魅力を観光客や市民に紹介するのが狙い。今月下旬にコースを最終決定し、3月末のマップ化を目指す。
【写真説明】コースの見どころに加えるかどうか、住宅地にある井戸をチェックする委員