防災と女性のかかわりを通じて男女共同参画社会を考えるセミナーが1日、三原市城町の市民福祉会館であった。市消防団の女性団員らが講演した。
女性市民グループなどから約100人が出席。初の女性団員として2年前に採用された武藤ルリ子さん(37)と高西喜美さん(44)が講師を務めた。ピアノ講師の武藤さんは「教え子がけがをした際に備えたかった」と動機を語った。トラック運転手の高西さんは「身近な人を災害から守るために消防署で応急処置の講習を受けて」と呼び掛けた。
【写真説明】教材を手に応急処置講習の受講を呼び掛ける高西さん