宍道湖に浮かぶ嫁ケ島(松江市浜乃木)の景観保全活動に取り組もうと、市民グループ「水の都プロジェクト協議会」が1日、発足した。この日、松江市の乃木公民館で設立総会を開き、広く市民に参加を呼び掛け、島の景観を活用した観光事業の実現を目指していくことを決めた。
協議会には、島にある竹生島神社を管轄する野代神社(同)の氏子を中心に、松江、出雲市の有志約90人が加わった。このうち約60人が出席した設立総会では、茶会や太鼓演奏など島での各種イベントや清掃活動を行政と連携して企画することなど、今後の事業計画を協議した。
【写真説明】協議会の設立総会で今後の方針を話し合う会員