「学びあう 友が集まる まちづくり」をテーマにした笠岡市生涯学習フェスティバルが1日、市民会館であった。岡山県立記録資料館(岡山市)の定兼学副参事が、江戸時代、天領だった笠岡を治め、名代官といわれた早川八郎左衛門について講演した。
定兼副参事は「地域を豊かにするため、教育を重要視し、領民が開校した学校を支援した」と強調。「治水や産業振興、町の火消し役の設置にも尽力した」と述べた。
ほか、小中学生らのグループ「カブニの仲間」によるミュージカル「ふしぎ森のファンタジー」、地元公民館講座の狂言やオカリナ演奏会、公民館講座のメンバーによる陶芸などの展示もあった。
【写真説明】<左>ミュージカル「ふしぎ森のファンタジー」を披露する市民グループ <右>早川代官について講演する定兼副参事