若手バレエダンサーの登竜門とされる「ローザンヌ国際バレエコンクール」の決選が1日、スイス西部ローザンヌで行われ、さいたま市の水谷実喜さん(15)が3位に、東京都町田市出身でパリ留学中の根本里菜さん(17)が6位に入賞した。
水谷さんは受賞後「あこがれのローザンヌの舞台に立てた上、素晴らしい賞をもらえて、とてもうれしい。夢のまた夢(のよう)です」と喜びを語った。
3歳からバレエを始めたという根本さんは「自分の力を出し切れていなかった面もあり、名前を呼ばれると思っていなかったのでびっくりした」と話した。今後については「将来につながるようなバレエ学校に進みたい」と抱負を述べた。
入賞者には賞金1万6000スイスフラン(約125万円)と、世界の名門バレエ団や学校で1年間研修を受ける権利が与えられる。
入賞者は計7人。1位はニュージーランドのハンナ・オニールさん(16)で、ほかに中国、ベルギー、ポルトガル、チリの各1人が入賞した。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090202-OHT1T00153.htm