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2009年02月02日(月) 22時08分

全協会員に抜き打ち尿検査 親方、行司も対象中国新聞

 日本相撲協会は二日、東京・両国国技館で再発防止検討委員会を開き、力士だけでなく親方、行司、呼び出し、床山など全協会員を対象とする抜き打ちの尿検査を初めて実施することを決めた。

 大麻所持容疑で一月三十日に逮捕された十両若麒麟真一わかきりん・しんいち(本名鈴川真一すずかわ・しんいち)容疑者(25)が二日付で解雇されたことを受けた、角界の信頼回復と不祥事の再発防止が目的。

 再発防止検討委員会は一昨年の序ノ口力士暴行死事件を機に発足した。伊勢ノ海理事(元関脇藤ノ川)が委員長を務め、昨年九月には簡易尿検査を実施。2人が大麻に陽性反応を示した。次回から名称が「生活指導部特別委員会」に変更されるが、外部有識者委員をはじめ、メンバーは変わらない予定。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200902020332.html