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2009年02月01日(日) 00時00分

オンラインスキャン(おんらいんすきゃん)読売新聞


絵・唐沢なをき/文・唐沢よしこ

 「自分はパソコンはよくわからないから、あまり危険なサイトは見に行かないし、ファイル交換ソフトも使わないし、アンチウイルスソフトはいらないなあ」

 という人にこそ、本当はアンチウイルスソフトを入れていただきたいのですが、不要という人に無理じいするわけにもいきませんワン。それに、アンチウイルスソフトを入れると動作が重くなると嫌う人もいますが、そういう場合、オンラインスキャンを使ってみるというのはいかがでしょう。

 オンラインスキャンとは、インターネット回線を利用して、ウェブブラウザから自分のパソコンがウイルス感染していないかどうかチェックできるサービスのことです。だいたい無償でアンチウイルスソフトのメーカーなどがサービスを提供しています。リアルタイムでダウンロードしたファイルのチェックはできませんし、万全ではありませんが、定期的に使えばそれなりにパソコンを守ることができますワン。あやしげなファイルをダウンロードしたときに、そのファイルだけスキャンするのもよいでしょう。すでにアンチウイルスソフトをインストールしていても、より確実に感染チェックするため、オンラインスキャンも併用する人もいます。

 ただし、オンラインスキャンでは基本的にウイルスがあるかどうかを調べるだけで、駆除はできません。もし、ウイルスが対処可能なソフトウェアを買わなければならない場合もあります。ワンワン。

http://www.yomiuri.co.jp/net/column/yougo/20090201nt01.htm