インターネットによるいじめやチェーンメールなど青少年が巻き込まれるケースが目立つネットトラブルに総合的に対応するため、東京都は2009年度から専門の相談窓口を設置する。
都によると、窓口は「ネット・ケータイヘルプデスク」(仮称)。民間事業者に委託して都内に事務所を開設し数人のスタッフで運営する。09年度予算は5000万円。
学校裏サイトの被害に遭っている児童・生徒や保護者から相談があれば、教育機関と連携して電子掲示板などの管理者に削除を要請したりするほか、架空請求詐欺など犯罪性のある被害の場合は警視庁や消費者センターに連絡する。
6月からの運用を目指し、電話による受け付けは月曜日から土曜日までの午前9時から午後5時までで、インターネットは随時受け付ける。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090201-OHT1T00171.htm